ウェビナ-基礎B(評価)の受付を開始しました.
Covid-19,なかなか落ち着きません.最近の感染者数の増加,検査件数が増加したことにもよるのでしょうが,根拠なく少々慣れてきて,素晴らしい「3密」が忘れられてきているようにも思います.第3波であることは否定できないようです.
さて,11月3日,8日に開催しました基礎Aに引き続き,基礎B(評価)の開催を企画しました.12月20日,2021年1月10日です.あと数日での「師走」と「新年」の超多忙な折に恐縮しつつ,開催いたします.
摂食咀嚼嚥下機能の障害は,年齢,背景疾患,居住環境,過去の介入内容の相違によって多様な病態を示します.指示に従えることが前提でのVE検査やVF検査が,必ずしも正確に問題の本質を明らかにできるとは言えません.VFで使用する造影剤は全ての食事を代表できるでしょうか?被写界深度が深く,辺縁収差の大きなVEで見ているのは何でしょうか?これらの評価方法では,廃用化に陥った機能の評価は困難です.
また,改訂水飲みテスト,フードテスト,反復唾液嚥下テストは,様々な背景疾患を持つ子供から高齢者までの老若男女の嚥下機能を評価できるのでしょうか?
居宅,施設,病院の多様な環境で生活する方々の機能の現場で使える評価方法についてお話します.